お家で出来る裾上げ方法!ミシンを使った方法と専門店のご紹介

ミシンレンタル屋さん

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こんにちは、ミシンレンタル屋さんです。

当店では3泊4日からお気軽にレンタルミシンを利用することができるのですが、ご利用いただきましたお客様のアンケートを拝見いたしますと、ズボンやスカートの裾上げをするためにミシンをレンタルしたという方が多くいらっしゃいます。

また、いただきましたお問い合わせの中でにも「レンタルできるミシンの中で、ズボンの裾上げができるものはありますか?」というものも多くございます。

自分で裾上げをしようと思っても、手縫いですと時間がかかって中々大変ですし、デニムなど生地が厚いものに関しましては手が疲れやすく、より億劫に感じてしまうかと思います。

専門店にお願いしても良いのですが、裾上げが自宅で簡単にできたら、とっても助かりますよね。

そこで今回は、ミシンを使って裾上げをする方法をご紹介したいと思います。

流行に合わせて少しだけズボン丈の長さを短くしてくるぶしを見せたり、飽きてきたスカートの長さを変更することで、新しい洋服として使用することもできます。また、穴が空いて使えなくなってしまったズボンなどでも、その部分を切り落として裾を処理することにより、もう一度履くことができるようになりますね。

今回は、ミシンを使って自宅にいながら簡単に裾上げをする方法をまとめました。ぜひ、ご参考ください。

裾上げが簡単に出来るミシンはこちら

裾上げをするためには、裾を三つ折りにして直線縫いをかけて行う方法と、ミシンに搭載されているまつり縫い用の押えと縫い模様を使用する方法があります。
まつり縫い押えは、一般的な家庭用ミシンであれば、最初から付属されていることが多いです。
当店のレンタルミシンでも、あらかじめミシンに付属されていますので、オプション品として追加することなくご使用いただくことができます。

裾上げ等が目的で新しくミシンを購入するという場合には、ぬい模様を確認し、まつり縫いができるかチェックしてから買うようにしましょう。付属品としてまつり縫い押えがついてくるかも、忘れずに確認しておきましょう。

裾上げをしたいけれど、ミシンの購入までは考えていないという方は、当店で取り扱っておりますレンタルミシンをご検討いただければと思います。

以下では、当店が取り扱っております家庭用ミシンの中で、裾上げが簡単に出来るミシンをご紹介しますので、ぜひご参考ください。
※三つ折りで仕上げる場合には、職業用ミシンでも裾上げ可能です。

PS202X

まずおすすめは、こちらのコンピューターミシンPS202Xです。


こちらのミシンはブラザーさんから出ているPS202という機種の後続機種となります。
コンパクトなミシンですが、縫い模様は20種類もあり、使用頻度の高いものが搭載されています。
その中にはもちろん、まつり縫いの模様もありますので、ズボンやスカートの裾上げをすることができます。
ミシン手前にある備品を収納するボックスを取り外せば、ズボンをミシンに被せて縫い進めることができますので、作業しやすい点もおすすめポイントとなります。

PS202

次はこちらのPS202という機種になります。

こちらは、上記でご紹介しましたPS202Xの前機種となります。
PS202Xと比較しますとパワーとスピードが若干劣りますが、特に問題なく使用することができます。搭載されている縫い模様の種類は違いますが、PS202Xと同じ20種類もあり、特に困ることなく日常的に使用できるミシンとして人気があります。
お手頃なミシンの中でも、少しでも安い機種が良いという場合には、PS202でも十分満足できるかと思います。
後続機種が発売されておりますため、在庫が少なくなり今後手に入りにくいミシンになってくるかと思いますので、在庫があるうちに購入した方が良いでしょう。

LS700

LS700
こちらはブラザーさんからでているLS700という機種です。
上記でご紹介しましたPSシリーズよりもパワーのあるミシンとなっています。
ぬい模様は16種類となりますが、まつり縫い用の模様もあるので、ズボンやスカートの裾上げができます。
PSシリーズよりも重たいミシンとなりますが、その分ミシンが安定しますし、作業スペースも広く縫いやすいです。裾上げはもちろん、その他の作品を作る際にもおすすめの機種となります。

ブラザー LS700をレンタルする

刺繍ミシンparie

こちらの刺繍ミシンでも裾上げをすることができます。

こちらは、家庭用ミシンに刺繍機能が搭載されているミシンで、とても人気のある機種となっています。

まつり縫い用のぬい模様はもちろん、その他の便利なぬい模様から可愛いデザイン模様も搭載されているので、作るものの幅が広がります。

本格的な刺繍をお家で楽しむこともできますので、実用的な使い方以外にも、いろいろな作品を作ってみたいという方におすすめです。

HS501

HS501
こちらは、PSシリーズと同等のパワーを持つ家庭用ミシンになります。
違う点は、文字ぬい機能が搭載されていることです。
刺繍ほど本格的なものではなく、もっとお手軽に文字を縫いたいという方に向いています。

ズボンの裾上げなど、基本的な使い方はもちろんできますので、家庭用ミシンとして十分なスペックを持っています。

文字縫いがどういうものなのか、試してみたいという方にもおすすめですよ。

ブラザー HS501をレンタルする

ミシンを使って裾上げをする方法

それでは、家庭用ミシンで裾上げをする方法をご紹介します。
上記でご紹介しましたミシンをご使用の場合には、ほとんど同じ作業内容となります。
機種やメーカーによっては、多少の差があるかもしれませんので、ご使用前には取扱説明書を確認してから作業しましょう。

まつり縫い用の押えと縫い模様を使う方法

まずは、まつり縫い用の押えと縫い模様を使ってズボンの裾上げをする方法をご紹介します。

まつり縫い用の押えには、縫っている最中に曲がらないようにガイドがついているので、簡単に縫い上げる事ができます。

この方法で裾上げをした場合、ズボンの表側に縫い目がほとんど見えない状態で仕上げることができます。
縫い目をできるだけ見せずにスッキリとした見た目にしたい場合におすすめの方法です。

この方法については、こちらのInstagramの動画からも確認することができます。
1分ほどの動画ですので、すぐにご覧いただけます。
ゆっくりと確認したい場合には下記にて写真付きでご紹介していますので、合わせてご参考いただければと思います。

①ズボンの裾を止めている糸を、リッパーを使って切り取ります。
※他の糸や生地を切らないように注意しましょう。
裾上げ方法1
②裾を広げ、希望の出来上がり位置にチャコペンで線を引き、線に合わせてアイロンで折り癖をつけます。
裾上げ方法2
裾上げ方法3
③②の状態のまま、生地端から外側に向かって5ミリの位置で線を引きます。
裾上げ方法4
④③で引いた線の上から、しつけをします。
裾上げ方法5
⑤しつけの位置で生地を返すと、線を引いた5ミリ部分が外側にでてくるので、この状態にします。
裾上げ方法6
⑥ミシンの押さえを「まつり縫い押え」に変更し、縫い模様も「まつり縫い」を選択します。
裾上げ方法7
裾上げ方法8
⑥押えについているガイド部分に生地の輪になっている部分(しつけした折り目部分)を当てながら、1周縫い進みます。
裾上げ方法9
裾上げ方法10
⑦しつけを切り取れば出来上がりです。表から見ても、糸がほとんど見えない状態で仕上がります。
裾上げ方法11
裾上げ方法12

ビフォーアフターで見ると、こんな感じです。
裾上げ方法13

以上が、まつり縫い押えとまつり縫いの縫い模様を使って行う裾上げ方法です。
押えにガイドがついているので、ずれることなく綺麗に縫い進めることができます。
生地の折り方など、慣れてしまえばとても簡単ですので、ぜひやってみてください。

通常の押えを使って裾上げする方法

今度は、通常の押えを使って行う裾上げ方法についてご紹介ます。

こちらの方法は、余分な生地を切り取ってから三つ折りにして、直線でミシンをかける方法になります。
生地を裁断しますので、希望の長さを間違えないように気をつけましょう。

また、直線でミシンをかけるので、縫い目が表からもしっかりと見える仕上がりとなります。縫い目が目立たないように、使用する糸は生地と同じ色のものを選ぶようにすると良いのでご注意ください。

※撮影の光によって、布の色が変わって見えるかもしれませんが、同じズボンを使用しています。
①直したいズボンを試着して裾を折り、出来上がりの位置を決めてまち針をとめます。
ボトムスの元の長さを確認
裾上げした位置まで追って待ち針で止める
②ズボンを脱ぎ、まち針の位置にチャコペンで印をつけます。
待ち針が止まっている箇所を確認
待ち針が止まっている箇所にチャコペンで印をつける
③ズボンを裏返し、裾から印までの長さを計ります。
ボトムスを裏に返す
裾からチャコペンの印までの長さを測る
④同じ長さの印を反対側にもつけ、チャコペンで直線を引き、出来上がり線をつけます。
反対側に同じ長さの位置にチャコペンで印をつける
印と印をチャコペンで結ぶ
⑤線を延長して、出来上がり線を1周引きます。
線を延長して1周チャコペンで線を引く
もう片方も同じようにしてチャコペンで線を引く
⑥出来上がり線から3㎝下に1周線を引き、ハサミで切ります。
出来上がり線よりも3センチ外側に線を引く
外側の線にハサミを入れる
余分な裾を切り落とす
⑦出来上がり線が裾位置に来るように、三つ折りにしてまち針でとめます。
切った裾部分を三つ折りにする
三つ折りにした裾を待ち針で止めて置く
⑧三つ折りした箇所をミシンで1周縫えば出来上がりです。
※縫い始めは、目立たない内側の縫い目部分からにすると良いです。
ミシンに裾をかぶせるようにセットする
端の部分で1周ミシンをかける
縫い終わりの状態を確認する
試着をして仕上がりを確認する
他のボトムスでも同じようなやり方で裾上げができる

穴が空いたズボンでも試しました

ズボンに穴が空いてしまった時などにも、裾の長さを変えることによってもう一度着ることができるようになります。

丈の長さは短くなってしまいますが、まだ十分着ることはできるので、穴が空いて捨ててしまおうかと思っていたズボンがある場合には、試してみてはいかがでしょうか。

実際に、スタッフのお気に入りのズボンに穴が空いてしまったので(自転車で引っ掛けてしまいました…)もう一度履けるように縫ってみました。

※撮影の光によって、布の色が変わって見えるかもしれませんが、同じズボンを使用しています。
※ある程度大きく裾の長さを変更するときは、裾からの長さを計ることが困難になるため、長さを計らずに行います。
①穴の位置よりも上の部分で、裾を切り落とします。
※この時、なるべく裾と平行になるようにハサミを入れます。
穴の空いた位置を確認する
穴のある位置よりも上の部分で裾を切り取る
切り取った状態を確認
②この後は、上記でご紹介した方法の⑦以降の作業と同じです。出来上がり線は引いていないので、裾部分を単純に三つ折りにしてまち針でとめ、ミシンで1周縫えば出来上がりです。
切った裾部分を三つ折りにする
端の方で1周ミシンをかける縫いあがりを確認して出来上がり
このようにすることで、穴が空いてしまった洋服でも、もう一度着ることができるようになります。

今回は7分丈くらいになってしまいましたが、夏用としてまだまだ履くことができるようになりました。

着心地が良い洋服などは、特に捨てるのが勿体無いと感じると思いますので、ぜひ裾直しをして長く着用できるようにしてみてください。

裾上げができるお店の紹介

ここまで、家庭用ミシンを使って自分で裾上げをする方法についてご紹介してきましたが、お店に頼みたいという方もいるでしょう。
そこで、洋服の裾上げや丈詰めなどのお直しをしてくれるお店をご紹介したいと思います。
ネット注文で申し込みできるお店もありますので、近くにお直しのお店がない場合などにとても便利に利用することができます。

お直し工房

こちらのお直し工房さんは、楽天からのお申し込みができます。
裾上げだけじゃなく、洋服の着丈詰めや身幅詰めなども注文できるので、サイズ感が合わずに困っていた洋服を直してもらうことができます。
お手頃の価格でお願いすることができるのも嬉しいポイントですね。

グラン・ママ奈良

こちらも楽天のネット注文で裾上げをお願いすることできるお店です。
裾上げと一緒に裾幅の調整や膝幅の調整もお願いすることができるのが便利ですね。
商品ページを見てみると、写真での案内が多くて分かりやすいので、安心して注文することができます。

リトルマリー

こちらは、楽天とYahoo!ショップから注文することができる、宅配お直しのお店です。
裾上げ・裾出しをお願いすることができます。シンプルなシステムと説明で分かりやすいので、気になる方はサイトをぜひ確認してみてください。

洋服の宅配お直しステージナイン

こちらは楽天から注文することができます。
ズボンの裾上げ以外にも、スカートやブラウスのお直しなど、幅広く対応してくれているお店で安心感があります。
3,900円(税込)以上のご購入で送料無料となるので、まとめて注文するとお得です。

コモンママ


こちらのお店も楽天から注文することができます。
ズボンの裾上げだけじゃなく、スカートの丈つめや身幅つめなど幅広く対応することができるお店ですので、自分好みの洋服に仕上げてもらうことができます。
料金表も一覧になって表示されているので、とても見やすくなっています。
素材によっても金額が変わる場合があるため、不安な場合には見積り依頼をしてみると良いでしょう。

ミシンや手縫いに関するお役立ち情報

“まとめ記事”
当店ではこの他にも、ミシンや手縫いを行う際に知っておきたい裁縫の基礎・基本についてや、便利な縫い方やテクニックについてまとめた記事をご用意しています。「ジグザグミシンってどうやるの?」「ミシン糸の番号って?」「中表ってどういう意味?」など、基本的なことからお役い立ち情報まで記載しています。
作業中に何かわからないことが出てきた時などにもお役に立てるかもしれませんので、よろしかったらご参考ください。
「知っておくと便利♪ミシンや手縫いに関するお役立ち情報をまとめてご紹介」はこちらから確認できます。

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