手作りマスクに挑戦!最初に確認しておきたいこと【道具編】

ミシンレンタル屋さん

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こんにちは、ミシンレンタル屋さんです。

コロナウイルスの影響で手作りマスクが人気となっております。
手作りマスクは、手縫いで仕上げる方法とミシンを使った方法があります。基本的にはミシンで作った方が、短い時間で多くのマスクを作ることができるのでおすすめです。
ですが、手元にミシンがないため手縫いでマスクを作らなければならないという方もいらっしゃると思います。

今回は、手縫い・ミシンのそれぞれでマスクを作ろうと思った時に必要となる道具についてご紹介していきたいと思います。
マスク作りをする際には、ぜひご参考いただければと思います。

*ミシンが手元にないけれど、ミシンでマスクを作りたいという方は、当店のレンタルミシンをぜひご利用ください。当店1番人気の機種はレギュラーミシンとなっておりますが、マスク作りであれば、最安のコンパクトミシンでも十分作ることができます。ぜひご参考ください。
レンタルミシンを利用したい場合はこちらからご確認いただけます。

手縫いでマスクを作る場合に必要となるもの

手縫い
まずは手縫いでマスクを作ろうとした場合に必要となるものをご紹介していきたいと思います。

使用する糸について

手縫いの場合、ミシン糸は使用せずに手縫い用の専用糸を使用することが基本となります。
ミシン糸が家にあるからと使う人もいるのですが、ミシンの場合には上糸・下糸の2本の糸を絡ませて縫うようになります。手縫いの場合はミシンとは縫い方も異なるため、ミシン糸ではなく手縫い用の専用糸を使用することが基本となります。
また、ミシン糸を使用して手縫いをした場合、糸が絡まりやすくなります。手縫い用の糸とミシン糸とでは糸の撚り合わせ方が違うため、このようなトラブルが生じやすくなってしまいます。手縫いの途中で糸が絡まってしまうのはかなりのストレスにもなりますので、このようなトラブルを避けるためにも手縫い用の糸を使用することをおすすめします。

※どうしても手縫い糸が手に入らず、手元にあるミシン糸を使用するという場合には、糸を短めに切って縫っていくと良いです。こうすることで少しは糸の絡まりを予防することができます。

手縫い用の糸は、基本的には平らな糸巻きに糸が巻かれています。以下の写真のようなタイプになります。
手縫い用糸
ミシン糸と同じく立体の糸コマに糸が巻かれているものも中にはありますが、こちらの平らなタイプの方が目にする機会も多いかと思います。
「手縫用」「手縫糸」などが記載されているので、しっかりと確認してから購入するようにしましょう。

使用する生地の厚さによって必要となる糸の太さも変わってきます。
糸の太さは「番手」によって確認することができます。この番手の数字が大きくなるほど糸は細くなり、番手の数字が小さくなるほど糸は太くなります。
マスク作りの場合には薄地〜普通地用の糸を選べば問題ないので「細口」や「普通地用」などと記載されているものを選べば良いでしょう。また、綿の生地を使用する場合には、お洗濯の縮みなども考慮し糸も綿に合わせた方が良いでしょう。

手縫い針について

手縫い針
次に手縫い用の針についてご紹介していきます。
手縫い用の針にも様々な種類があり、長さや太さが違ってきます。マスク作りの場合には、洋裁用のメリケン針を選ぶようになります。

メリケン針には「長針」と「短針」があります。
針の数字が大きくなるほど針は細く短くなり、数字が小さくなるほど針は太く長くなります。購入する際には、針の長さや太さなどの表記を確認してから購入するようにしましょう。
一般的には、厚地を縫う場合や縫い目を大きめに縫う際には、太く長い針を使うのですが、手縫針の長さや太さについては自分が持ちやすく作業しやすいものを選んだ方が良いです。
縫い目を細かくしようと細く短い針を選んだけれど、縫いにくく作業がしにくい…という方もいれば、長い針を使うと生地の通りが悪く力が入り縫いにくい…という方もいます。そのため、自分にとって縫いやすい針を選んだ方が作業としては進みが良くなるでしょう。

自分にとって縫いやすい針の長さや太さが分かっている場合には、針に記載されている長さや太さを確認してから購入するようにしましょう。
手縫いに慣れていなく、これから針を購入するという方は、様々な長さや太さの針がセットになったものを選ぶと良いでしょう。このような針のセットは100円ショップなどでも目にすることがあります。針のセットの中から自分にとって作業しやすい長さの針を選ぶことができるので、ぜひご参考ください。

ミシンでマスクを作る場合に必要となるもの

ミシンを使って作る場合
次に、ミシンを使ってマスクを作ろうと思った時に必要となるものをご紹介していきます。
当店のレンタルミシンをご利用いただいた方の中でも「20年ぶりくらいにミシンを使った」、「小学生以来のミシンでした」などのお声をいただくことがよくあります。
最近のミシンは昔のミシンとはかなり違い、操作も簡単になっています。ボビンケースなどもなく簡単に糸のセットも出来るようになっていますので、そこまで難しいと感じずに作業を進めることができるかと思います。
ミシンを使う前に必要となるものを確認しておき、作業がよりスムーズに進められるよう準備しておきましょう。

マスク作りは通常の家庭用ミシンで十分

ミシンについて
「マスクを作るために使用するミシンはどのようなものが良いですか?」という問い合わせは、当店にも多く寄せられております。
マスク作りの場合、そこまで分厚い生地を使用する事は基本ないでしょう。ダブルガーゼなどの生地を多い箇所で6枚ほど重ねる程度になるかと思いますので、通常の家庭用ミシンを使用すれば問題なく縫う事はできます。生地の重なりが多くなりミシンの進みが悪くなってしまった箇所でも、手動で(プーリーを自分で手前に回して)縫い進めることもできます。
マスク作りだけであれば、縫い模様としても「直線縫い」ができれば十分です。マスクを緊急で作りたいだけという場合には、ある程度安価であるミシンを選んでも直線縫いができれば縫い仕上げる事はできるでしょう。ただし、おもちゃのようなミシンの場合、操作がしにくかったり縫っている最中に安定しなく曲がってしまったなどのトラブルも考えられるため、使いやすさなどは考慮して選んだ方が良いでしょう。

※長期にわたってミシンを使用する予定がない場合にはレンタルミシンを利用することをおすすめします。
当店で取り扱っておりますミシンの中でも最安のコンパクトミシンは、マスク作りであれば問題なく作ることができます。より作業がしやすいレギュラーミシンもございますので、よろしかったらご利用いただければと存じます。

ミシン糸について

ミシン糸について
ミシンの場合には必ずミシン糸を使用して作業を進めていきます。
ミシンには糸コマ(ミシン糸が巻かれている立体のもの)を差し込む箇所があります。糸たて棒などとよんでいますが、この糸たて棒に糸コマをセットしないとミシンでの作業をする事はできませんので、必ずミシン糸を使用します。
ミシン糸にも様々な種類があります。伸縮性のあるものや透明のワイヤーみたいなもの、刺繍用の光沢のあるものなど様々です。
マスク作りであれば通常のミシン糸を使用すれば問題ありません。ポピュラーなのはシャッペスパンというミシン糸になります。糸の太さについても普通地用の「#60」を選ぶと良いでしょう。
昔購入したミシン糸を使用して製作する人もいるのですが、ミシン糸は劣化する物です。長年放置していたものを使用すると、糸が切れやすいなどのトラブルがよくありますのでご注意ください。

多くの人がマスク作りをしているせいか、最近では白色や生成り色のミシン糸が売り切れになっていることもよくあります。
縫い目を目立たせないためには生地と同じような色の糸を使用すると良いのですが、生地の色と異なった色のミシン糸を選んだとしても製作自体には問題ありません。色の合わせ方によってはきれいなステッチをおしゃれに見せることもできますので、白や生成りのミシン糸が手に入らない場合には他の色の糸も考えてみると良いでしょう。

ミシン針について

ミシン針について
マスク作りで使用するミシン針は薄地〜普通地用の針で十分でしょう。
針の太さは番号で表記されています。この数字が小さいほど針は細く薄地用に適していて、数字が大きくなるほど太くなり厚地に適した針となります
以下は、一般的な針と生地の組み合わせ方になります。
#9 → 薄手用
#11 → 普通地用
#14 → 厚地用
#16 → より厚地用

マスク作りであれば「#11」を使えば問題ないでしょう。
適した針を使用していない場合、糸が絡まりやすくなったり、糸調子がうまく合わないなどのトラブルを招いてしまいます。そのため、マスク製作を始める前には、必ずマスクに使用する生地と同じ生地で試し縫いを行っておきましょう。ミシン糸と針が適しているかをあらかじめ確認しておくことで、途中のトラブルもなくスムーズに作業を進めることができます。
ミシンの縫いスピードを確認することもできるので、必ず試し縫いは行うようにしましょう。

また、ミシン針は数本予備を準備しておいた方が良いです。
縫っている最中に針が曲がってしまったり、針の先がかけてしまうことがります。曲がった針や先のかけた針を使用すると、糸の絡まりを招いてしまい上手く縫い進めることができません。釜の中の掃除や糸の掛け直しを行っても上手く縫うことができない場合には、針が目で見ても確認できないくらい小さな変形を起こしていることもあるため、予備の針に取り替えて改めて試してみると良いでしょう。

ボビンは専用のボビンを

ボビンについて
ミシンでは必ず下糸と上糸の2種類を用意する必要があります。
ミシンを扱う際には、ミシン糸からボビンに糸を巻きつけて下糸を用意し、残ったミシン糸を上糸として使用していきます。下糸で使用するこのボビンには、種類や大きさが色々とあります。使用するミシンには必ず専用のボビンやボビンのサイズがあるので、指定されている大きさのボビンを使うようにしましょう。
適したボビンを使用していなかった場合、上手く縫い進めることができなくなってしまいます。途中から絡まりやすくなってしまうなどのトラブルにもつながりますので、必ず指定のボビンを使うようにしましょう。

※当店でレンタルしているミシンは、それぞれ専用のボビンが4個付属されております。お客様によりご購入いただく必要はございませんので、付属のボビンをご利用いただければと存じます。

必要であればフットコントローラーも

両手を自由に使って作業をしたい場合には、フットコントローラーも用意しておくと良いでしょう。
フットコントローラーを使えば、足の踏み込み方で縫う速度を調節することができます。スタート/ストップボタンを押す必要がないため、両手を布に添えて縫い進めることができ安定します。返し縫いの際には、返し縫いのボタンを押さなければならないのですが、それ以外では両手を自由に使えるようになるため、ミシンの操作に不安があるという方はフットコントローラーも用意しておくことをおすすめします。

手縫いでもミシンでも共通して必要となるもの

裁縫道具
ここからは、手縫い・ミシンのどちらでも必要となるものをご紹介していきます。手芸を楽しむ際に必要となる基本的なものですので、ぜひご参考ください。

糸切りばさみや裁ちばさみについて

ハサミについて
生地や糸を裁断するのに使うはさみについては、それぞれ専用の「糸切りばさみ」と「裁ちばさみ」を使うようにしましょう。
生地を裁断する際に、普段使っているハサミを使って切ることもできるのですが、切れ味が悪く思ったように裁断できないことがよくあります。曲がってしまったり真っ直ぐな切り口になっていなかったり、そもそも切れ味が悪く裁断に時間がかかってしまうということもあります。
裁ちばさみを使えば滑らかで綺麗に切ることができますし、作業効率もよくなります。100円ショップで売られている裁ちばさみでも十分綺麗に切ることができますので、マスク作りなど緊急で必要となった方にはおすすめです。

作業中に糸を切るために使う糸切りばさみについても用意しておいた方が良いでしょう。
こちらも通常のハサミで切る事はできるのですが、生地に近い箇所で糸を切ったり、縫い直しをするために縫い目を切る際などにはうまく切ることができません。先端が細く鋭くなっている糸切りばさみであれば、細かい箇所を切ったり、生地の近くで糸を切ることも簡単にできます。また、切れ味も違ってくるため、糸切りばさみを使用した方が作業もずっとしやすくなります。裁ちばさみ同様、100円ショップでも購入することができるのでお買い物の際にはチェックしてみてください。

※糸切りばさみの切れ味が悪く感じる時には、切る際に糸切りばさみの刃と刃を近づけるように切ってみると良いです。長く使用していたために刃の位置が離れてしまったものもあれば、造りとして最初から刃が少し離れているものもあります。刃と刃の隙間をなくすように使うことで通常通り切ることができるので、切れ味が悪いと感じた際にはぜひお試しください。

針を刺しておく針山があれば安心

針山について
手縫い針やまち針を刺しておく針山もあると作業はしやすくなります。
裁縫をやっている最中は、作業台から床まで糸くずやホコリ、生地の切れ端などにより汚れてしまいます。針をすぐに使うからと作業台の上に置いておくと、意外と数本無くしてしまうなんて事はよくあります。
素足で針を踏んでしまえば怪我をしてしまいますので、針を置く場所は針山に固定した方が安心して作業することができます。特に小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、針の取り扱いには注意が必要となりますので、針山を利用して作業を進めることをおすすめします。

きれいに作るためのアイロン

アイロンについて
マスク作りにはアイロンは必須となるでしょう。
マスクを作る時に使用する生地は、ダブルガーゼが特に人気かと思います。ガーゼに限らず、綿や麻からできている生地を使用する方が多いかと思います。
立体マスクを作る時には、必ず「縫い代」が出てきます。この縫い代をきれいに割って広げた状態にしてから、表布と裏布を重ね合わせて縫い合わせていきます。縫い代をきれいに割るためにはアイロンは必ず必要となってくるでしょう。
また、プリーツマスクを作る際にはプリーツをきれいに作るためにアイロンをかけてしっかりと折り癖をつける必要があります。
どちらのタイプのマスクを制作するにしても、アイロンをかけて生地をきれいに整える作業が必ず入ってきますし、出来上がり時にアイロンをかけて形をきれいに整えたり、洗濯後にもアイロンをかける必要が出てきます。

ゴム紐を通すための紐通し

紐通しについて
マスクを作る際、最後の作業として耳にかけるためのゴム紐をマスクの左右に通す作業があります。
この時に必要となるのが紐通しです。こちらも100円ショップで購入することができます。紐通しの先にゴムをつけ、紐通しをマスクの左右にできたゴムの通り道の中に差込み引っ張ることでゴム紐を通すことができます。ヘアピンなどで代用することもできるのですが、ヘアピンだと引っ張りにくくうまくできないことがあります。そのため、マスクをたくさん作る場合などには、やはりちゃんとした紐通しを使用することをおすすめします。

マスクの作り方もご紹介しています

以上の通り、今回はマスクを手作りしようとした際に必要となる道具についてご紹介させていただきました。
裁縫に慣れていないという方や数年ぶりだという方も、ぜひご参考いただければと存じます。
当店では、プリーツマスクの作り方もご紹介しています。下記の動画から確認することもできますし、こちらの記事でも詳しく作り方をご紹介していますのでぜひご参考くださいませ。

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