マチ付き・ポケット付き・裏地あり♪基本のレッスンバッグの作り方と裁断サイズ

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入園グッズで必ずと言っていいほど必要になるものが「レッスンバッグ」ではないでしょうか。
お子様が保育園や幼稚園に入園するタイミングで、レッスンバッグを作らなければならない、という方は多いと思います。お子様の好きなデザインの生地で作った愛情いっぱいのレッスンバッグは、きっと喜んで使ってもらえることでしょう。

そこで今回は、レッスンバッグの中でも人気のある「マチ付き・ポケット付き・裏地あり」のレッスンバッグの作り方をご紹介します。
あると嬉しいポイントを抑えたレッスンバッグとなるので、使い心地も良いかと思います。また、自分が作りたいサイズで作るためには、どのように生地を裁断すれば良いのか、その計算方法もご紹介いたします。

ミシンの操作が久しぶりだったり初めてだという方でも、1日もあれば十分に完成させることができると思いますので、ぜひご参考ください。

また、当店では、この他にも様々なタイプのトートバッグの作り方をご紹介しています。また、作り方だけでなく、トートバッグを作る際に確認しておきたい基本情報もまとめていますので、ぜひご参考くださいませ。
トートバッグの作り方を徹底解説!作るための基本からおしゃれでかわいい人気レシピもまとめてご紹介

作り方を動画で確認する

今回ご紹介するレッスンバッグの作り方は、こちらの動画からもご確認いただけます。
動画も合わせてご参考いただけますと、より作り方の理解が深まり製作がしやすくなりますので、ぜひご利用くださいませ。

マチ付き・ポケット付き・裏地あり♪基本のレッスンバッグの作り方

*今回使用したミシンは、当店でも取り扱っておりますブラザーLS700という機種になります。自動糸調子機能がついているため、初めての方でも簡単に操作することができる人気の機種となっています。
レンタルをご利用する場合はこちらからご利用ください。

作りたいサイズに対して準備する生地の大きさ・裁断の計算方法

まず、今回必要となるものは以下のものになります。

・表布
・裏布
・持ち手紐(アクリルテープなどでOK)
・ポケット布
・待ち針
・アイロン
・ミシンや針

必要なもの

*裁断方法
◎本体布(表布・裏布とも)
→縦 ; (希望の縦の長さ + 1cm) × 2 + 希望のマチの長さ
→横 ; 希望の横の長さ + 2cm + 希望のマチの長さ
*ただし、柄の向きが一定のものをしようする場合には、縦に+2㎝します。

◎持ち手紐
→好みの幅のものを40cm × 2

◎ポケット布
→縦 ; 希望の縦の長さ + 3cm
→横 ; 希望の横の長さ + 2cm

*今回の場合
(出来上がりサイズは縦30cm、横40cm、マチ5cmです)
◎本体布(表布)
→縦 ; (30cm + 1cm) × 2 + 5cm = 67cm
67cm + 2cm = 69cm
→横 ; 40cm + 2cm + 5cm = 47cm
*表布は、柄の向きが一定のものを使用しているため、縦に+2㎝しています。

裁断方法

◎本体布(裏布)
→縦 ; (30cm + 1cm) × 2 + 5cm = 67cm
→横 ; 40cm + 2cm + 5cm = 47cm

裁断方法2

◎ポケット布
(出来上がりサイズは縦15cm、横20cmです)
→縦 ; 15cm + 3cm = 18cm
→横 ; 20cm + 2cm = 22cm

裁断方法3

また、今回の表布のように柄の向きが一定のものを使用している場合には、必要な生地を裁断した後にさらに半分の大きさに裁断しておきます。
裁断方法4

作り方

まずはポケットを作ります

①ポケット生地を裏にして用意し、左右を1㎝の幅で裏に向って折りアイロンをかけます。
*幅を測る時には、工作用紙などを使用すると作業がしやすくなります。
ポケット作り

ポケットを作り2 ポケットを作り3

ポケットを作り4
②下部も同じようにして、1㎝幅で裏に折りアイロンをかけます。
ポケットを作り5

ポケットを作り6 ポケットを作り7

③上部も裏に向って生地を折ります。この時、1㎝幅に2回折り布端を内側にしまい込むようにします。
ポケットを作り8

ポケットを作り9

④折ったポケット生地の上部にだけミシンをかけて、生地が浮かないように固定します。
*端から0.5〜0.8㎜くらいの位置でミシンをかけるときれいに仕上がります。
*ミシンをかけるときは、必ず最初と最後には返し縫いをします。
ポケットを作り10

ポケットを作り11

⑤本体生地を準備して、中央の位置を図ります。本体生地の中央部分とポケット生地の中央部分を合わせるようにして重ねて置き、上下の位置は好みの位置に配置します。
ポケットを作り12

ポケットを作り13

⑥ポケットが曲がらずにきれいに配置できたら、待ち針を6ヶ所ほど刺してとめます。
ポケットを作り14

ポケットを作り15

⑦ポケット生地の左右と下部にミシンをかけます。コの字に縫い進める感じになります。
*ただし、ポケットの入り口部分には三角の形になるようにミシンを縫い進めておきます。圧がかかりやす部分となるため、ミシンを余分にかけて強度を増しておくと、ほつれてくるというトラブルを防止できます。
*縫っている最中に生地の向きを変える場合には、針を下ろしたまま押えのみを上げて生地の方向を変えると、きれいに縫い進めることができます。
ポケットを作り16

ポケットを作り17 ポケットを作り18 ポケットを作り19

⑧きれいに縫うことができたら、ポケットの部分は完成です。
ポケットを作り20

ポケットを作り21

柄が一定の向きの生地を使用している場合、生地の向き合わせをします

*柄が一定の向きの生地を使用している場合、柄の向きを合わせて1枚に縫い合わせておく必要があります。水玉模様やボーダー模様などの生地を使用していて柄の向き合わせをする必要がない場合は、こちらの作業は抜かして大丈夫です。

①あらかじめ2枚に裁断しておいた表生地を、中表になるように重ねます。この時、2枚とも柄が下に向かうようにして重ねます。
生地の向き合わせ

生地の向き合わせ2

②下部に縫い代1㎝でミシンをかけて、2枚の生地を1枚にします。
生地の向き合わせ3

 

生地の向き合わせ4

③縫い代部分をひらいて、アイロンをかけて割っておきます。
生地の向き合わせ5

生地の向き合わせ6 生地の向き合わせ7

表布に持ち手を縫い付けます

①表布の中央を図り、チャコペンで印をつけます。
持ち手を縫い付ける

持ち手を縫い付ける1

②中央の印から左右に6㎝図り、チャコペンで印をつけます。
持ち手を縫い付ける2

持ち手を縫い付ける3

③6㎝の印の箇所に持ち手を合わせておき、ミシンをかけて固定します。
*持ち手はねじれていないかしっかりと確認しておきます。
*ミシンをかけるときは縫い代5㎜でかけます。
持ち手を縫い付ける4

持ち手を縫い付ける5 持ち手を縫い付ける6

本体生地(表・裏とも)をバッグの形にします

①まずは表布を中表になるようにして半分にたたみます。
バッグの形にする

バッグの形にする2

②たたんだ生地の左右に、縫い代1㎝でミシンをかけます。
*柄の向き合わせをしている生地の場合は、下部の縫い代部分はひろげたままの状態でミシンをかけます。
バッグの形にする3

バッグの形にする4 バッグの形にする5

③袋口から手を入れて生地を広げ、三角形になるようにしてきれいにたたみます。
バッグの形にする6

バッグの形にする7

④左右の位置にあった縫い代部分(今は中央に来ているはずです)をひらいてアイロンをかけておきます。
バッグの形にする8

⑤生地をできるだけきれいな三角形に整えてから、三角の山の部分にだけアイロンを当てて、軽く癖をつけておきます。
バッグの形にする9

バッグの形にする10 バッグの形にする11

⑥2ヶ所の三角の山の部分でマチの長さを図り、チャコペンで線を引いておきます。
*今回の場合は5㎝の線を引きます。
バッグの形にする12

バッグの形にする13

⑦2ヶ所とも待ち針で生地を固定しておき、線の上からミシンをかけておきます。
バッグの形にする14

バッグの形にする15

⑧裏布にも同様の作業(中表にして左右を縫う、三角にたたみ縫い代を割っておく、チャコペンでマチの長さの線を引いておく、線の上からミシンをかける)を行います。
バッグの形にする16""

バッグの形にする17 バッグの形にする18 バッグの形にする19 バッグの形にする20 バッグの形にする21 バッグの形にする22

⑨表布・裏布とも、マチの部分にある余分な生地(三角の部分)を切り取っておきます。
バッグの形にする23

表布と裏布を縫い合わせて仕上げていきます

①裏布を表に返します。
仕上げ1

仕上げ2

②裏の状態のままの表布の中に、表に返した裏布をしまい込みます。生地としては中表になる状態です。
*持ち手もしっかりと中にしまいこんでおきます。
仕上げ3

仕上げ4 仕上げ5

③左右の縫い代部分を、表・裏布ともひらいた状態で待ち針を刺して固定しておきます。
仕上げ7

仕上げ8 仕上げ9

④他にも5〜6本袋口部分に待ち針を刺して、生地を固定しておきます。
仕上げ10

⑤袋口部分に縫い代1㎝でミシンをかけます。この時、脇の部分は15㎝ほど縫わないでおき返し口になるようにしておきます。
仕上げ11

仕上げ12 仕上げ13 仕上げ14

⑥縫わなかった部分(返し口部分)から生地を引き出して、表に返します。
仕上げ15

仕上げ16

⑦裏布を表布の中にしまい込みます。角の部分などもきれいに引っ張って整えておきます。
仕上げ17

仕上げ18

⑧袋口部分の生地を、縫い目に沿ってしっかりと折り軽く癖をつけておきます。返し口となった部分も、表・裏布とも内側に1㎝折り込んでから折り癖をつけて待ち針で3〜4ヶ所とめておきます。
仕上げ19

仕上げ20 仕上げ21 仕上げ22 仕上げ24 仕上げ23

⑨袋口部分に1周ミシンをかけて、形を整えたらできあがりです。
*ミシンをかけるときは、曲がらないようにゆっくりと丁寧に縫い進めていくときれいに仕上がります。
仕上げ25

仕上げ26 仕上げ27 仕上げ28 仕上げ29 仕上げ30 仕上げ31

その他の入園グッズの作り方もご紹介しています

入園入学グッズ
今回ご紹介したレッスンバッグの作り方は、丁寧に制作すればしっかりとした仕上がりとなり長く使うこともできますので、ぜひご参考ください。また、その他の入園グッズの作り方についてもご紹介しています。下記の記事では入園入学グッズを作る際に知っておきたい情報や各作り方をご紹介しています。少しでも、当店のブログ情報が皆様のお役に立てていれば幸いです♪
「入園・入学グッズはこれで大丈夫♪手作りに必要なものや生地について解説&各作り方をご紹介」を確認する。

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