刺繍ミシンparieを使って洋服へ刺繍をしてみよう!仕上がりや注意事項もご紹介

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こんにちは、ミシンレンタル屋さんです。

今回は、当店でも取り扱っている、ブラザーさんの刺繍ミシンparieを使ってTシャツへ刺繍をしてみたいと思います。

刺繍ミシンを使って既製品に刺繍をする場合には、刺繍が可能である条件がいくつかあるのですが、Tシャツへの刺繍は出来るのかを試してみました。

刺繍ミシンに興味をお持ちの方や、既製品の服にアレンジを加えてみたいという方など、ご参考いただけるかと思いますので、ぜひご覧ください。

刺繍ミシンparieの基本的な操作方法については、他の記事にてご紹介しています。

刺繍ミシン「ブラザー parie」上糸・下糸の準備について
刺繍ミシンブラザー parieで模様刺繍をするやり方
刺繍ミシン ブラザーparieの文字刺繍のやり方について詳しくご紹介

これらの記事から基本的な操作方法や手順をご確認いただけますので、合わせてご参考くださいませ。


Tシャツへの刺繍で確認したいこと

刺繍ミシンparieを使えば、お家でも簡単に刺繍を楽しむことができるので、こちらはとてもおすすめ&人気の機種となっております。

しかし、すべての生地に刺繍を入れられるわけではありません。

刺繍が入れられない生地もありますし、Tシャツなどの既製品への刺繍については確認しておきたいことがあります。

Tシャツへの刺繍をしたいときに確認しておくべきポイントは以下の2つです。

  1. 刺繍を入れたい箇所が他の布と重ならずに刺繍枠にはめてセットすることができるか
  2. 接着芯を貼ることが出来るか

まずはこちらの2つが大切なポイントとなります。

刺繍枠が正しくセットできるか

刺繍できる位置としては生地が重ならずに1枚の状態で刺繍枠にはめることができることと刺繍枠をセットした時に他の生地が入り込まないことが大切になります。

つまり、刺繍を入れる箇所に余分な生地が入り込んでしまう場合は、一緒に刺繍されてしまうため刺繍不可能となります。

説明1

そのため、胸ポケットなどすでに生地が重なっている箇所に刺繍を入れることは出来ません。

生地が2枚以上重なっていますし、1枚の状態に生地をずらすこともできません。

Tシャツの前身頃(前面)や後身頃(背中の面)なども生地は重なっていますが、余裕があるため生地をずらして1枚の状態にすることができます。この場合には刺繍を入れることは可能です。
※位置によっては入れられないこともあります。

袖の部分へ刺繍を入れたい場合には、袖口の大きさによって変わってきます。
袖口が大きく生地をずらすことができる場合には刺繍を入れることは可能ですが、タイトなデザインで生地をずらすことができない場合は刺繍入れることができません。

生地をずらすことができない場合、刺繍枠の大きさを通常のMサイズからSサイズに変更すれば刺繍が可能になるかもしれません。

詳しくはこちらの『刺繍ミシンparieのオプション「刺繍枠S」についてご紹介』でご紹介していますが、大人用のTシャツであれば、刺繍枠Sを使用すれば袖の部分へのセットも可能でした。子供服(80サイズ)では刺繍枠Sを使っても袖口部分へのセットはできませんでした。

刺繍したい位置や洋服のサイズ、デザインによって刺繍が可能かどうかは変わってきますので、ご注意ください。

接着芯を貼ることができるか

刺繍を入れる場合、生地の裏面に刺繍用接着芯を貼る必要があります。

市販されている洋服の刺繍部分を見てみても、裏側に接着芯が残っています。

説明2

このように、刺繍部分には刺繍用の接着芯を貼り付けています。接着芯を貼ることで、縫製トラブルを防ぎ仕上がりも綺麗になります。

接着芯については、水に溶かせる「水溶性刺繍用接着芯」もあるので、刺繍後に接着芯を残したくない場合にはこちらを使用します。

詳しくは、こちらの『何に刺繍ができるの?刺繍ミシンを使う前に確認しておきたいことと注意事項』でご紹介していますので、ご参考ください。

子供のTシャツに実際に刺繍を入れる

ここからは、実際に子供のTシャツに刺繍を入れた様子をご紹介したいと思います。

手順の確認になるかと思いますので、ぜひご参考ください。

Tシャツの前面への刺繍

まずは刺繍したい位置に刺繍用接着芯と刺繍枠をセットします。
※今回は接着芯を残したくなかったので、水溶性刺繍用接着芯を使用しました。

刺繍1

水溶性刺繍用接着芯は、のりがついている面を刺繍する生地に当てるようにします。ノリがついている面は光沢がある面になります。

刺繍2 刺繍3

刺繍枠をセットしたら、刺繍機に取り付けます。
刺繍4

刺繍5

刺繍機に取り付けた時、重なっている順番は上から見て①刺繍枠の内枠②生地③刺繍用接着芯④刺繍枠の外枠となります。

この状態で刺繍をすることができます。

通常、伸縮性のない生地へ刺繍をする場合には、刺繍枠に生地をセットした際に生地を左右上下から引っ張り、生地をしっかりと張っておきますが、Tシャツなどの伸縮性のある生地に刺繍をする場合は、生地を引っ張って伸ばしたりせずできるだけ自然な状態で刺繍枠にセットしておきます。
生地を引っ張り伸ばしてしまうと、刺繍後刺繍枠から生地を取り外した際に生地が元の大きさに縮みますので、刺繍したものも縮まろうとしてバランスが崩れてしまいます。

生地をセットしたら、刺繍したいデザインを選び大きさや位置を編集します。

この時、編集画面の背景色をTシャツの色と合わせると良いですよ。
刺繍糸の色を変更する際に、どの色がどのような印象に見えるのか確認することができるようになります。

刺繍6 刺繍7 刺繍8

生地の色に合わせて、刺繍糸の色を変更することができます。

刺繍9 刺繍10 刺繍11 刺繍12 刺繍13

プレビューからもデザインを確認することができますが、プレビュー表示の際には背景は白になりますのでご注意ください。

刺繍14 刺繍15

編集が完了したら、刺繍をスタートさせます。液晶に表示される刺繍糸の番号を参考にして糸を変更しながら、順番に刺繍を進めていきます。

刺繍16 刺繍17

刺繍ができたら、送り糸をカットし、生地の裏を確認します。余分な刺繍用接着芯を切り取り、綺麗に整えておきます。
水溶性の刺繍用接着芯を使用している場合は、水洗いをすれば接着芯を溶かして取り除くことができるので、優しく手洗いするようにして接着芯を溶かしましょう。

刺繍18 刺繍19 刺繍20

接着芯を溶かし、洋服を乾かすとこのようになりました。

刺繍21 刺繍22

刺繍周りに生地のしわが少し見えるようになりましたが、実際に見るとこの写真ほど目立っていませんでした。なので、あまり気にならずに使えそうです!

生地の裏側の様子を見てみると…

刺繍23 刺繍24

こんな感じで、接着芯は綺麗に溶けて無くなっていました。触ってみても糸の感触しかありません。

今回は水溶性の接着芯を使用しましたが、Tシャツの場合でもインナーを着て直接Tシャツが肌に当たらないのであれば、通常の刺繍用接着芯を使用して作っても問題ないと思います。

刺繍ミシンに関するその他の情報

当店では今回ご紹介した内容以外にも、刺繍ミシンに関する様々な情報をまとめています。
基本的な使い方や最初に確認しておきたいこと、縫製トラブルを防ぐコツなど、初めて刺繍ミシンを扱う方にとって知りたい内容を随時ご紹介しております。
分からないことや気になることがありましたら、当店ミシンレンタル屋さんの「刺繍ミシンのレンタルページ」をご参考ください。
刺繍ミシンのレンタル / ミシンレンタル屋さん

刺繍ミシンparieは刺繍もできる高機能なミシンのため、購入しようと思うと中々のお値段になっています。購入する前にミシンを使ってみたい、試してみたいという方は、ぜひ当店ミシンレンタル屋さんのレンタルミシンをご利用くださいませ。


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