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こんにちは、ミシンレンタル屋さんです。
今回は折りマチタイプの巾着袋の作り方をご紹介します。
折りマチは別で隠しマチとも呼ばれることがありますが、マチの部分が袋の中に折り畳まれて作られているものになります。
作り方だけではなく、通常のマチの作り方と比較して何が違うのか等まとめてご紹介しますので、ぜひご参考ください。
折りマチタイプの巾着袋と通常のマチタイプとの違い
はじめに、折りマチタイプの巾着袋と通常のマチタイプの巾着袋とでは何が違ってくるのかをご紹介したいと思います。
一番の違いは、畳んだときの形です。折りマチタイプはマチの部分を中にしまってたたむようになるため、たたんだ状態では四角になります。
それに比べ、通常のマチ付き巾着袋は、マチを中に仕舞い込まず外に出ている状態で仕上げるため、畳んだ時には下の写真のような形になります。
タンスなどに収納する際には四角になっている方がきれいに入れられるため、折りマチタイプで作った方が好まれることもあります。
その他の違いは以下のようになります。
【おりマチタイプの巾着袋の特徴】
・作り方が簡単
・マチ以上に広がりにくいため、形がきちっとする。
(マチ以上の余裕がないとも言えます)
・マチを折りたたんでいるため、1枚生地で仕上げる方が洗濯後乾きやすく楽である。
【通常のマチタイプの巾着袋の特徴】
・作り方は簡単だが、折りマチと比べると作業が少し多い。
・折りマチよりも広がりに余裕があり、ゆったりとした仕上がりになる。
・出し入れする際に、形を整える手間がない。
このようなちょっとした差がありますので、手作りする際にはご参考いただければと思います。
ちなみに、お弁当袋はお弁当の大きさが変わったり、デザートに別の小さいタッパーを入れたりすることもあると思いますので、幅に融通がきく通常タイプのマチで作った方が使い勝手が良いかもしれません。コップ袋は折りマチのように形崩れしにくい袋の方がおすすめです。
通常タイプのマチの作り方は、こちらのお弁当袋の作り方からご確認いただけますのでご参考くださいませ。
作り方を動画で確認する
今回ご紹介する折りマチ(隠しマチ)タイプで作る巾着袋の作り方は、こちらの動画からもご確認いただけます。
動画も合わせてご参考いただけますと、より作り方の理解が深まり製作がしやすくなりますので、ぜひご利用くださいませ。
折りマチ(隠しマチ)タイプの巾着袋の作り方
今回は折りマチタイプのコップ袋を作ってみました。入園グッズとして必要となる方も多いとおもますので、出来上がりの雰囲気などご参考いただければと思います。
また、サイズを変更する際の裁断計算方法も一緒にご紹介していますので、園からの指定サイズなどがある場合にはご参考いただければと思います。
裁断計算方法
出来上がりサイズから裁断サイズを計算する場合には、以下の計算方法をご参考ください。
ちなみに、出来上がりサイズはたたんでいる状態ではなく立体になっている状態のサイズになります。
縦 ; (希望の縦の長さ + 3cm ) × 2 + マチの長さ
※柄の向き合わせが必要な場合さらに+2cmします。
(3cmは袋口部分の三つ折りにする箇所の長さです)
横 ; 希望の横の長さ + マチの長さ + 2cm
(2cmは左右の縫代の長さです)
ひもの長さは、生地の横幅×2に好みの長さを追加します。
今回の裁断サイズ
【出来上がりサイズ】
縦=16cm
横=10cm
マチ=8cm
◯今回の場合の裁断サイズ
→縦 ; (16cm + 3cm ) × 2 + 8cm = 46cm
46cm + 2cm = 48cm
→横 ; 10cm + 8cm + 2cm = 20cm
たたんだ時の横の長さはマチの長さがプラスされて18cmとなります。
作り方
生地の柄の向きを合わせる場合には①から作業を行います。柄の向きが関係ない場合には⑤からご覧ください。
①裁断した生地をさらに半分に切って、それぞれの生地の下部にジグザグミシンをかけてほつれ防止をします。
*後で繋げた生地の周りにもジグザグミシンをかけることになるので、ここで全ての辺にジグザグミシンをかけておいてもOKです。
②生地の向きを同じにし、中表に重ね合わせます。

③下部の端から1cmの位置でミシンをかけます。
④縫えたら、縫い代部分を開きアイロンをかけて割ります。

⑤生地の周りにジグザグミシンをかけてほつれ防止をしておきます。

⑥生地を中表で半分にたたみます。
⑦下部(輪の部分)をマチの長さの半分の幅に折りたたみ、アイロンをかけてまち針で止めておきます。
*工作用紙などを使うと分かりやすいのでおすすめです。
*今回の場合、マチの長さ=8cmなので4cm幅に折りたたみます。


⑧左右どちらか片方に、上部から5cmの位置で印をつけます。
*ひもを通す箇所になります。2本通す場合には左右どちらにも印をつけておきます。

⑨左右を端から1cmの位置でミシンをかけます。ただし、5cmの印をつけた箇所は縫わないでおきます。
⑩縫い終わったら、左右の縫い代を開いてアイロンで割ります。この時、5cm縫わなかった部分も同じ幅で折ってアイロンをかけておきます。


⑪5cm縫わなかった箇所を固定するために、ミシンをかけます。

⑫上部を裏に向かって1cm幅に折ってアイロンをかけます。
⑬上部をさらに2cm幅に折ってアイロンをかけます。

⑭折った部分を固定するようにミシンを1周かけます。
⑮生地を表に返し、ひもを通して形を整えたら出来上がりです。



左右を縫う時に下部にマチを設けて一緒に縫ってしまうだけですので、作業としてもとても簡単です。すぐに完成させることができますので、ぜひ色々なサイズを作ってみてください。
その他の入園グッズの作り方もご紹介しています
今回ご紹介した折りマチタイプの巾着袋は、いくつかまとめて作りストック分も確保しておくと便利に使用できると思いますので、ぜひこのブログをご参考に制作してみてください。
また、その他の入園グッズの作り方についてもご紹介しています。下記の記事では入園入学グッズを作る際に知っておきたい情報や各作り方をご紹介しています。少しでも、当店のブログ情報が皆様のお役に立てていれば幸いです♪
「入園・入学グッズはこれで大丈夫♪手作りに必要なものや生地について解説&各作り方をご紹介」を確認する。
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