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こんにちは、ミシンレンタル屋さんでございます。
今回は、口折れタイプのショルダーバッグの作り方をご紹介していきたいと思います。
今回ご紹介する作り方は、入り口部分の生地をたたんでフタにすることができるバックとなりますので、中身が見えなくて旅行などにも安心して使えるバッグとなります。表布・裏布を合わせて作っているのでしっかりとした出来上がりになりますし、縫い代部分が内部に隠れるつくりとなるので仕上がりもきれいになります。
サイズや合わせる生地を変えるだけで、雰囲気はもちろん用途別にも作ることが出来ると思いますので、いろいろなパターンで作ってみるのもとてもおすすめとなります。
ハンドメイドにご興味がある方や、夏休みの自由研究など、ご参考いただければと思います♪
口折れタイプのショルダーバッグの作り方を動画で確認する
今回ご紹介する口折れタイプのショルダーバッグの作り方は、こちらの動画からもご確認いただけます。
動画も合わせてご参考いただけますと、より作り方の理解が深まり製作がしやすくなりますので、ぜひご利用くださいませ。
口折れタイプのショルダーバッグの作り方
*今回使用したミシンは、当店でも取り扱っておりますブラザーLS700という機種になります。自動糸調子機能がついているため、初めての方でも簡単に操作することができる人気の機種となっています。
レンタルをご希望の場合はこちらからご利用ください。
用意する物
今回製作するにあたって必要となるものは、以下のものになります。
・表布
・裏布
・肩ひも用布
・ポケット用布
・待ち針
・アイロン
・ミシンや糸
作りたいサイズに対して準備する生地の大きさ・裁断の計算方法
◎表布・裏布
→縦 ; (希望の縦の長さ + フタの長さ ) × 2 + マチの長さ + 2cm
→横 ; 希望の横の長さ + 2cm
◎ポケット布
→縦 ; 希望の縦の長さ + 3cm
→横 ; 希望の横の長さ + 2cm
◎肩ひも用布
→幅 = 16cm
長さ = 好みの長さ + 10cm
*今回の場合
(出来上がりサイズは縦20cm、フタの長さ10cm、横30cm、マチ10cm)
◎表布・裏布
→縦 ; (20cm + 10cm) × 2 + 10cm + 2cm = 72cm
→横 ; 30cm + 2cm = 32cm
◎ポケット布
→縦 ; 12cm + 3cm = 15cm
→横 ; 15cm + 2cm = 17cm
◎肩ひも用布
→幅 = 16cm
長さ = 120cm + 10cm = 130cm


作り方
まずは肩ひもを作ります
①肩ひも用生地を、裏面を見えるようにして置き半分に折ってアイロンをかけます。
②折った生地を一度ひらいて、中央に向かって両はしを折りアイロンをかけます。


③2つの先端部分を、裏に向かって1cm幅で折ってアイロンをかけます。

④再度中央部分で生地を半分に折ってアイロンをかけます。

⑤折った生地の両はし部分に、縫い代2〜3mmでミシンをかけます。
*生地が重なり分厚くなっている部分は、そのままミシンをかけると針が折れたり縫い進まずに同じ箇所を何度も縫ってしまう事があります。そのため、分厚い箇所を縫う時には、ミシンの右側にあるプーリーを手動で手前に回して生地の位置など調整しながら縫い進めたり、針上下スイッチを押して1針ずつ縫い進めるようにします。


次にポケットを作ります
①ポケット用布を用意します。上部を裏面に向かって1cm幅で2回折りアイロンをかけます。


②折った部分にミシンをかけて固定させます。
③左右と下部にジグザグミシンをかけて、ほつれを防止します。
*ジグザグミシンのやり方については、こちらの記事をご参照ください。

④左右と下部を裏に向かって1cm幅で折って、アイロンをかけます。
⑤ポケットを縫い付ける本体布を用意します。上部を半分に折って中央に印をつけておきます。
⑥生地の上部からポケットをつける位置までの長さを測り、まち針をさしておきます。
*ポケットをつける位置は、1cmの縫い代、フタとなる部分の長さ、そこからポケットまでの長さの3つを足して計算します。

⑦まち針の位置にポケットの中央を合わせておき、まち針をさしなおします。
⑧他にもいくつかまち針をさして生地を固定させたら、左右と下部にミシンをかけてポケットを縫い付けます。
*左右上部の部分には、強度を上げるために三角に縫っておきます。


*裏布に内ポケットを付けたい場合にも、同じようにしてポケットをつけます。
表布・裏布をバッグの形に準備します
①本体布の表布を用意し、中表になるように半分にたたみます。
*中表についての説明はこちらをご参照ください。


②左右に縫い代1cmでミシンをかけます。
③縫えたら生地をひらいて角の部分が三角形になるようにたたみ、縫い代部分にアイロンをかけて割っておきます。
④生地が左右対称になるようにきれいに整えてから、三角部分にマチの長さぶんの線を引きミシンをかけます。

⑤ミシン糸を切らないように気をつけて、三角部分の余分な生地を切り取ります。
⑥生地を元の形になるように広げて整えます。
⑦本体布の裏布にも同じことをします。




表布に肩ひもを縫い付けます
①表布を表に返して用意します。
②本体布の後ろ部分に肩ひもを縫いつけます。本体布の上部から肩ひもを縫い付ける位置を計算して肩ひもをおき、まち針で軽く固定します。
*肩ひもは先端4cmを縫い付けるようになります。


③肩ひもの先端を四角になるようにミシンで縫いつけます。バッグをミシンに被せて縫い進めていきます。



仕上げに表布と裏布を合わせます
①裏のままの状態の裏布の中に、表に返した表布をしまい込みます。
②肩ひももきれいに中にしまい、縫い代部分を合わせてまち針でとめます。

③縫い代部分以外の生地も、まち針で4〜6本ほどとめます。
④袋口部分に端から1cmの位置で1周ミシンをかけます。ただし、15cmほどは縫わずに返し口とします。

⑤縫い終わったら、返し口部分から生地を引っ張り出して表に返します。
⑥引っ張り出した裏布を表布の中にしまいこみ、袋口部分の生地をきれいに折って整えます。

⑦生地がきれいに整ったら、袋口部分に1周ミシンをかければ出来上がりです。


まとめ
バッグの蓋の部分が口折れタイプになっていると、開け閉めも楽ですし中身も見られることがないので安心です。
肩ひも部分に関しましては、厚地生地を使ってしっかりとしたものに仕上げても良いですし、分厚くて縫うのが大変だという場合やもう少し柔らかい使い心地にしたい場合には、アクリルテープを使ったり薄手の生地を使用して製作しても良いですね。
中身が簡単には出てこないようになりますので、小さなお子様が使用するのも良いかもしれません。表布と裏布の製作工程はほとんど同じで簡単な作り方となっていますので、よろしかったらご参考ください。
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