知っておきたい裁縫やミシンの基本用語〜「ジグザグ縫い」についてとそのやり方〜

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こんにちは、ミシンレンタル屋さんです。
今回は、縫い代の始末(糸のほつれを防ぐために行う作業)の方法の一つである「ジグザグ縫い」についてご説明します。

ジグザグ縫いのことを「ジグザグミシン」ということもありますね。以前にご紹介した「三つ折り」とは違ったやり方で、縫い代の始末を行います。とても代表的なやり方になりますので、改めて確認してみてください。

記事内には、当店で作成したジグザグ縫いの動画もございますので、合わせてご参考にしてみて下さい。
ミシンレンタル屋さんYoutubeチャンネルでは他にも様々な解説動画を公開しています。Instagramでも様々な情報を更新していますので、ぜひ♪

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また、その他の縫い代の始末方法として「裁ち目かがり」があります。
裁ち目かがりのやり方については、別の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひこちらもご参考ください。
ミシンを使った「裁ち目かがり」の方法をご紹介 | ミシンレンタル屋さんブログ




「ジグザグ縫い」で糸のほつれを防ぐとは?

まずは、どんな時にジグザグ縫いで縫い代の始末が必要なのかを、簡単にご説明します。
写真付きでの解説なので、イメージしやすいかと思います。ぜひご参考ください。

ジグザグ縫いをする理由

布を切ると、端の方から糸がほつれてきてしまいますよね。
ジグザグ縫いの説明1
このほつれを防ぐために、ジグザグミシンをかけます。すると・・・
ジグザグ縫いの説明2
写真のように、布の端が糸で覆われるようになるので、糸がほつれてきません。

縫い代の始末として三つ折りにする方法もありますが、三つ折りにした場合生地が重なり分厚くなってしまいます。コップ袋やお弁当袋の入り口部分、紐を通す部分などには三つ折りをして処理する方法が多いですが、生地を分厚くしたくない箇所の場合にはジグザグミシンをかけてほつれを防止することがほとんどです。そのため、使用頻度としてはかなり多くなっています。

布の分厚さをなるべく変えずに布端を処理したい時、また普通の家庭用ミシンで処理をしたい時に多く使用する方法が「ジグザグ縫い」になります。

ジグザグ縫いをして綺麗にほつれを防ぐためには、適切な方法を確認しておくことが大切になります。
生地の厚さや縫製具合によっては、針を落とす位置を変える必要もありますので、今回の記事が少しでもご参考いただければ嬉しいです。

ジグザグ縫いができるミシン

ジグザグ縫いが出来るミシンですが、一般的な家庭用ミシンでしたら、ほとんどの機種に縫い模様として「ジグザグ」が搭載されています。
縫い幅や縫い目の長さの調整方法は機種によって異なってきますが、簡単に設定できるものが多いので、難しく感じることはないと思います。

例えば、こちらのブラザーさんから出ているコンピューターミシンPS202Xも、操作が簡単で綺麗に縫い上げることができます。

こちらのPS202Xは、ブラザーさんから出ている「PS202」という機種の後続機種になっています。
前機種もコンパクトながら機能が充実していると人気がありましたが、PS202Xはさらにグレードアップして発売された商品となっていますので、おすすめの機種となっております。

当店ミシンレンタル屋さんでもレンタルしている機種となりますが、レンタルスタートしてから評判も良く、人気の商品となっております。

操作する際には、こちらの液晶画面で表示を確認し、ボタンで簡単に操作ができます。
PS202Xの操作

表示は前機種とほとんど同じですが、液晶画面の位置が以前よりも右側になり、よりスタイリッシュでスッキリとした見た目になりました。

ジグザグ縫いが出来るミシンをお探しの方は、ぜひご参考いただければと思います。

ジグザグ縫いで糸のほつれを防ぐ方法

※今回は、当店でレンタルとして取り扱っている機種でもあります、ブラザーさんの「PS202」を使ってジグザグ縫いの方法をご紹介します。上記でもご紹介いたしました、後続機種で人気のある「PS202X」でもほとんど同じ操作方法になります。また、違うミシンの場合でも縫い代の始末の方法は同じになりますのでご参考ください。

①まずは、ミシンの模様選択で「ジグザグ縫い」を選びます。
IMG_6308
「03」が普通のジグザグ縫いになり、「04」「05」「06」は、裁ち目かがりになります。
簡単な作品などは、基本的にジグザグ縫いでの処理で大丈夫です。

しかし、厚地や伸びやすい布地を使用する際は、裁ち目かがりでの処理を行った方が良いでしょう。

使用するミシンに付属されている取扱説明書を見ると、どのような生地にどのような縫い模様が適しているか記載されていることも多くありますので、悩んだ際には取扱説明書も確認してみるようにしましょう。

裁ち目かがりのやり方については、別の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひこちらもご参考ください。
ミシンを使った「裁ち目かがり」の方法をご紹介 | ミシンレンタル屋さんブログ

②ほつれを防ぎたい場所をミシンにセットします。
※この時、針を右に降ろしておき、そのすぐ左に布をおきます。ジグザグ縫いは、左右交互に針が進みます。スタートの時点で、針が右に落ちている状態にしておくと、縫いやすくなりますよ。
ジグザグ縫いの説明3
ジグザグ縫いの説明4
スタートボタンを押して、ジグザグに縫っていきます。
※縫う時に気をつけなければいけないことは、針が右に落ちる時は「布には貫通させない」ということです。つまり、縫う箇所が・・・
ジグザグ縫いの説明5
ジグザグ縫いの説明6
ということになります。

ただし、使用する布が薄いものだと糸に引っ張られて布が丸まってしまうことがあります。その場合には、針が右側を落ちる時にも布を貫通させて縫うようにします。その後、糸を切らないように気をつけながら余分な布端部分を切り落とせばほつれを防止することができます。
ジグザグ縫いの説明7

生地の厚さによって、適した縫い位置が違いますので、まずは使用する生地のあまりなどを使って試し縫いをするようにしましょう。

実際にジグザグ縫いをする時のミシンの動きを動画で確認する

こちらの動画では、実際に布端部分にジグザグミシンをかけてほつれを予防しています。
Instagramは1分でご確認いただけます。YouTubeではゆっくり確認することができますので、お時間に合わせてご参考いただければと思います。

他にも様々な動画を公開中☆:ミシンレンタル屋さんYoutubeチャンネル

ジグザグ縫いをする時の微調整のやり方

ジグザグミシンをかける際には、使用するミシンの設定を確認して「縫い目の長さ」と「振り幅」を確認しておくと良いでしょう。使用する生地に合わせて縫い目の長さや振り幅を変更し、縫製する必要があります。

この「縫い目の長さ」と「振り幅」の2つの項目は
ジグザグ縫いの説明8
ということを表しています。
直線縫いを行う時よりも、使用するミシン糸の量も増える作業になりますので、あらかじめきちんと設定を確認しておくと作業がスムーズに進むでしょう。

ジグザグ縫いは、ミシンの中でも使用頻度の高い作業になります。やり方を理解しておけば、作業としては難しくありません。正しいやり方で、縫い代の始末をしておけば、作品をきれいに仕上げることができるので、ぜひ参考にしてみてください。

もっと本格的に縁をかがりたいならロックミシンがおすすめ

今回ご紹介したジグザグ縫いは、家庭用ミシンを使って簡単に生地の端をかがる事ができる基本的なやり方になります。

自分で使うバッグを作ってみたり、子供の入園グッズや初めて洋服を作る場合など、さまざまな場面で使う事ができる基本の操作方法ですが、ハンドメイド作品にも慣れてきて、ニットなど伸縮性のある生地を取り扱ったり、もっとしっかりお店のようにかがりたい、もっと早くかがってしまいたい場合には、やはりロックミシンがおすすめとなります。

ロックミシンは、縁かがり専用のミシンとなります。ニット生地など伸縮性のある生地を縫うのが得意なミシンですので、主に洋服作りに使用されていますね

縫いスピードも早く、ジグザグミシンで処理するよりも圧倒的に早く縫い上げる事ができます。

既製品の洋服を裏返してみると、ほとんどの洋服がロックミシンで縫い合わせられているのが分かります。

生地の端からほつれが発生する事なく、きれいに立派な縫い上がりに仕上げる事ができるので、ジグザグミシンではなくより本格的な縁かがりをしたい場合にはロックミシンの使用も検討してみましょう。

当店ミシンレンタル屋さんでも、ロックミシンのお取り扱いがありますので、高価なミシンでいきなり購入するのは難しいという方や、置き場がなくて購入は難しいという方は、ぜひレンタルミシンをお試しいただければと思います。

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洋裁の基礎が学べるおすすめの本

今回ご紹介しましたジグザグ縫いは、ミシンを扱う中では使用頻度も多く、基本的な操作方法となります。

ハンドメイドを始めたばかりの方や、ミシンを久しぶりに使ってみる方にとっては、作り方の本や動画を見てもわからない言葉や操作方法が多く登場しているのではないでしょうか。

作り方を確認すると専門用語が多く、わからないたびにネットで調べる…というのもなかなか大変かと思いますので、洋裁の基礎基本が分かる、おすすめの本をいくつかご紹介したいと思います。

手元にあると安心しますし、本で確認できるのはやはり便利ですので、ぜひご参考ください。

こちらの本、図書館で貸し出しがあったため借りて読んだ事があるのですが、本当に基本的なことから確認する事ができたのでとても良かったです。
洋裁の何から勉強すれば良いのか、調べれば良いのか分からない…という方は、こういう本を一度読んでみると良いでしょう。

こちらの本も見やすく、分かりやすい内容となっているのでおすすめです。手縫いやミシンについての基本的なことから、生地についてや接着芯、糸、針など必ず使用する道具についての知識もわかりやすく紹介されています。

Amazonのページでは、サンプルを読め目次を確認できますので、気になる方はぜひご覧になってみてください。目次を確認するだけでも「読んでみたい!」と思えます。

こちらの本もおすすめです。図書館に並んでいて気になり借りた事があるのですが、バッグ作りを中心にミシンを使うのならばこの本が良いかなと思います。

バッグを作る時に使う基本的なテクニックなどを分かりやすく確認する事ができます。また、バッグのレシピがたくさん載っていてとても参考になります。

ミシンや手縫いに関するお役立ち情報

“まとめ記事”
当店ではこの他にも、ミシンや手縫いを行う際に知っておきたい裁縫の基礎・基本についてや、便利な縫い方やテクニックについてまとめた記事をご用意しています。「ジグザグミシンってどうやるの?」「ミシン糸の番号って?」「中表ってどういう意味?」など、基本的なことからお役い立ち情報まで記載しています。
作業中に何かわからないことが出てきた時などにもお役に立てるかもしれませんので、よろしかったらご参考ください。
「知っておくと便利♪ミシンや手縫いに関するお役立ち情報をまとめてご紹介」はこちらから確認できます。

ミシンレンタル屋さん

1 個のコメント

  • 独学で縫い物をしていましたが、ジグザグミシンの使い方がよく分からないままなが使用していました。
    右にふる時は布を縫わないと初めて知りました。
    スッキリしました。ありがとうございました。

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