化学繊維を使用している布について〜再生繊維と半合成繊維編〜

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以前の記事で、天然繊維を使用している布について、特徴や注意する点をまとめました。今回は、「化学繊維」である布について、ご説明していきたいと思います。化学繊維といっても、こちらも種類がたくさん分かれてくるので、細かく分けて説明したいと思います。

化学繊維の種類

以前にもご説明しましたが、布は、糸を縦横に織って作られています。その糸が、どのような繊維を使用されているのかによって、布の種類も変わってくるのです。今回は化学繊維を使用している布についてご説明しますが、その種類は大きく3つに分類されます。それが「再生繊維」「半合成繊維」「合成繊維」の3つです。

再生繊維の種類と特徴

再生繊維とは、自然界に存在しているものを再生して作った「植物系」のものと、ペットボトルなどからつくられる「化学系」のものに分かれます。植物系のものは、木材や綿花のくずから取れる「セルロース」を溶かして、繊維に再生させたものになります。

植物系の再生繊維「レーヨン」

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レーヨンの原料は木材のパルプになります。吸湿性と吸水性が良く、光沢もあって着心地が良い生地になります。

「レーヨン」の特徴

・吸湿性、吸水性がある。
・光沢がある。
・肌触りが良い。
・染色性が良い。
・水に濡れると弱くなる。
・シワになりやすい。

「レーヨン」の使用例

・スーツなどの裏地
・婦人服
・カーテン
・各種衣服

植物系の再生繊維「キュプラ」

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キュプラの原料は、綿花のくずになり、かなり短い繊維です。高級なものもあり、衣服の品質を上げてくれるような布になります。

「キュプラ」の特徴

・静電気が起こりにくい。
・吸湿性が良い。
・絹に似た風合いを持つ。
・光沢がある。
・縮みにくい。
・ドレープ性がある。
・摩擦に弱い。

「キュプラ」の使用例

・各種衣服の裏地
・ブラウス

ペットボトルなどからつくられる「化学系」のもの

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回収したペットボトルを粉砕して、繊維に加工することでつくられた布になります。フリースのようなものや、マイクロファイバーなどがあります。

「化学系再生繊維」の特徴

・環境に優しい繊維である。
・日光や薬品に強い。
・ハリとコシがある。
・染色性が良い。
・シワになりにくい。
・繊維が丈夫である。

「化学系再生繊維」の使用例

・お掃除グッズ
・ポロシャツ
・ユニフォーム

半合成繊維の種類と特徴

半合成繊維とは、たんぱく質やセルロースなどに、化学薬品を加えて合成した繊維のことを言います。100%化学薬品ではないため、「半」合成繊維と呼んでいるのです。

半合成繊維の「アセテート」

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アセテートは、木材のパルプが原料となっています。天然繊維と合成繊維の両方を使用していることから、風合いが良い上に機能性も良い生地になります。繊維の断面が、光を乱反射させるため、光沢が良くなり、色に深みを与えてくれます。

「アセテート」の特徴

・吸湿性が良い
・絹のような光沢がある
・ドレープ性がある
・肌に優しい
・縮みにくい
・静電気を起こしにくい
・変色する恐れがある

「アセテート」の使用例

・裏地
・婦人服
・カーテン

半合成繊維の「プロミックス」

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プロミックスは、牛乳の中に含まれているたんぱく質「ミルクカゼイン」が原料となっています。そのため、ミルク繊維とも呼ばれます。もとは、シルクの代用品として生産されたような繊維であり、風合いの良さがあります。

「プロミックス」の特徴

・吸湿性が良い
・絹のような風合いを持つ
・光沢がある
・肌に優しい
・熱に弱い
・摩擦に弱い

「プロミックス」の使用例

・スカーフ
・フォーマルウェア
・ブラウス

特徴を理解して使用しましょう

いかがでしたでしょうか。再生繊維は、使用するにあたって良い点がとても多いため、既製服でもよく使用されている繊維になります。しかし、シワができやすい、摩擦に弱い、水に弱い等のデメリットもあります。これらは、私たちの生活の中では避けては通れないものになります。どの生地をどのようなものに使用するのかが大切になってくるので、状況に応じて、適切に布を選べるようにしましょう。

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